１．日々気を付けていること
山田
記念すべき１回目のテーマはずばり、
感染対策についてのお話をお伺いしたいと思います！
A.Sさん
100床くらいで、スタッフは50人ほどいました。
もちろんアルコール消毒は必要ですが、
排泄介助があるので必ず次亜塩素酸で周りを全部消毒していました。
務めている間はコロナ感染者は出なかったですね。
山田
やはりこまめに対応しているのがよいのでしょうか？
A.Sさん
お昼の休憩時も、休憩室に5人くらい揃ったら時間ずらしたりはしていましたね。
利用者さんも、施設にあるものを使う前にはアルコール消毒をしてもらったりしています。
A.Sさん
パートナーに迷惑をかけないようにしています。
あと洗濯の回数は増えましたね。
山田
A.Sさん
通勤で来ている服はそこまで長く着ているわけではないですが
気になってこまめに洗濯しちゃいます。
山田
とらえてらっしゃるんですね。
次の方にもお伺いしましょう。
E.Mさんお願いします。
E.Mさん
私が働いているのは一般ですが、外来に来た患者さんの対応で
PCR検査する方にはフルPPE、いわゆるマスク・グローブ・ゴーグルなどの個人用防護服を使用して対応したりしますね。
対応するスタッフも最小限にしています。
E.Mさん
スタンダードプリコーション(標準予防策)はしっかり行っています。
手洗いと手指消毒だけでなく、毎日環境整備を行っています。
山田
E.Mさん
1日1回は拭いてまわっています。
一般病棟も徹底して行っています。
患者さんへの面会も最低限にしぼっていますね。
あと私は帰ったらすぐにお風呂に入っています。
山田
E.Mさん
仕事の時だけでなく普通の外出でも同じです。
私は東京に住んでますが、
人が多いので電車を使って移動すると
菌がついているのでは？って思ってしまいます。
Y.Hさん
病院に比べるとやはり感染対策に疎い部分があり
最初はそのギャップに驚きました。
このコロナ過で感染対策への意識は上がっています。
Y.Hさん
・直行直帰OK
・事務所の部屋を予約制にして1人1部屋で事務仕事などをする
・社用車は1人1台
・訪問から戻った際は服に使える消毒液で全身消毒する
などですね。
違う県から通っていた方は、昨年の一番酷かった時期は
滋賀県でアパートを借りて住み込みで県を跨いだ移動はしないようにしてもらっていました。
山田
みなさん色々徹底した対策されているんですね。
Y.Hさん
ちょっと大変ですが、訪問のたびに使う物品を必ずアルコールで拭きますね。
訪問先によってはフェイスシールドやゴーグル、ガウンなどのフル装備が必要になるので
いつでも対応できるように車に何セットも積んでます。
利用者さんのお宅に訪問するので、自分たちだけでなく
利用者さん自身に気を付けてもらうように対策方法などを書面で配布したりしました。
Y.Hさん
仕事に履いて行く靴なども決めてますね。
気にしだすとキリないですが、できることはやろうかなって思います。
M.Hさん
クリニックは小さい組織なので「熱発の患者さんお断り」ができるのですが、
問診で怪しかったらその時点で別室に案内し、
医師がそこへ行く、という形にしています。
他の患者さんやスタッフと極力接触しないようにしていますね。
Y.Oさん
私は自宅の玄関に消毒液を置いて、家族全員帰ってきたら玄関で消毒するようにしています。
山田
みなさんプライベートでも本当にきっちり対策されていることを改めて実感しました。
２．日常でも役立つ！感染対策アドバイス
山田
身近な対策方法を教えてください！
Y.Hさん
うがいはあまりエビデンスがないので
うがいよりも手洗いをしっかりした方がよいかな、と思います。
Y.Hさん
まずは持ち運びできる手指消毒を携帯してもらって
徹底消毒するのが一番いいですね。
あとはやっぱり体調管理が大切です。
どんなに気を付けてても
自分の免疫下がったり、腸内環境荒れてたりすると病気になりやすいですし。
こんなときだからこそ腸内環境見直して
病気になりにくい身体をつくるいい機会かもしれないですね。
E.Mさん
他で言うと、美容院やレストランなどでも
飛沫がどれくらい飛ぶのか、とか
知識があった方がいいかなと思います。
何かを触った手で無意識に目や口に触れたりすると思うので、
どのような業種でも手洗いに意識を向けるなどスタッフ間で共有するのが
大切だと思います。
A.Sさん
あとは鼻マスクの人がたまにいるのが気になります。
ちゃんと鼻も隠してね！って言いたくなっちゃう。
これから暑くなってきてみんなマスクを下げがちになる気がするので
改めてちゃんとマスクしないといけないって思ってほしいですね。
Y.Oさん
私は誰かと会うときは必ずサージカルマスクにしています。
山田
Y.Oさん
長時間移動などではそちらの方がいいと思います。
確かに涼しいですが、それはその分スキマがあるってことになりますし。
電車などで誰かがくしゃみをしたときに、自分がしっかりしたマスクをつけていれば
感染は防げますよね。
自分を守るためにもそうするのが安心ですよね。
山田
改めて気を付けようと思います！
山田
実際にはどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか？
私はズボラでだいたいコンビニとかで済ませてしまうのですが、
医療従事者の方々も忙しい方が多いと思うので
そういう人も取り入れられるものがあれば教えてほしいです。
A.Sさん
お肉を毎日食べると消化に48時間くらいかかるので
毎日食べない、とかですかね。
あとはごぼうやさつまいもなどの食物繊維あるものを1品入れたり、
身体を冷やさないように温野菜を取るとかでしょうか。
山田
知らなかったです…
Y.Hさん
腸内環境整えるにはまず「食べるな」ですね。
山田
Y.Hさん
女性だと12～14時間、男性だと16時間くらい腸を休ませてあげた方がいいんですよ。
僕は週2～3回くらいですが16時間断食をやって、腸によい状態を保つようにしています。
あとはサプリをとったりですね。
「食べない」を続けるの難しいので
まずは加工食品やめてみてほしいです。コンビニはダメですね。
山田
Y.Hさん
ラクですよ。
ちょっと高いですが。
できることからバランスをとってみてもいいかなと思います。
Y.Hさん
「16時間」と聞くと長く感じますが、
夜の8時に食べ終わったら次の日の12時まで食べない
という感じなので意外と苦痛ではないですよ。
断食中にどうしても空腹に勝てないときはナッツを食べてみてください。
山田
やってみたいと思います。
山田
皆様、お忙しい中ありがとうございました！
３．まとめ
現場で働く方々のリアルなお声を伺うことが出来ました。
皆さまの現場はいかがでしょうか？
日常での感染対策、今までやってなかった！というものがあれば
ぜひやってみていただければと思います。
医療従事者の方々の負担を減らすためにも、
私たちもしっかり気を付けないといけないなと改めて感じました。
今後も【リアル座談会】として医療従事者の方々からお伺いした内容をお届けします。
次回もぜひご覧ください！
～ライタープロフィール～
【みっしぇる山田】アンファミエスタッフ
ペンケースの商品開発等を担当。お肉が好き。
病院に行ったときに自分が作ったアイテムを
使ってもらっているのを発見するととってもハッピー。
毎日元気に過ごすのが目標。
～座談会参加者プロフィール～
【Y.Oさん】
元看護師。医療法人の理事を務めながら
昨年コーチング事業の会社を立ち上げた。
現在は世の中すべての女性を自己実現に導くために
個人セッションの他、大学生向けのキャリア教育にも携わっている。
インスタアカウント @yukinkoariy
【H.Uさん】
循環器内科勤務の看護師。
看護師をしながらイラストを描いている。
イラストを通して自分を愛せる女性を増やすことが目標。
【A.Sさん】
元施設看護師。この春から念願の保育園看護師としてデビュー。
コーチとしても活躍中。
【M.Hさん】
10年目の病棟看護師。
看護師×コーチ×FPとして活躍中。
インスタアカウント @nurse.eemy
【Y.Hさん】
訪問看護ステーション管理者。
年間1,700件の訪問をこなす。
最近ではオンラインスクールを開設。
インスタアカウント @h_yuta_nurse.4
【M.Hさん】
元NICU看護師。現在はクリニック勤務。
わんぱく男の子のママ。
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