1:パック包装は無菌操作で開けてしまう
包装がパックのものは滅菌されているものとみなし、無菌操作で封を切ってしまう。
2:清潔と不潔のエリア分け
無意識のうちに清潔、不潔を見分けるので、雑巾とタオルが一緒になることが許せない
3:ストローや割りばしの受け渡しはオペ介助(器械出し)

ストローや割りばしの受け渡しはオペ介助(器械出し)
4:子どもの体調不良で発揮する看護力
子どもの体調が悪い時は、症状、食欲などの観察項目が一気に頭の中を埋め尽くし、アセスメントが繰り広げられている
5:発熱には冷えピタよりクーリング
効果的に解熱を促すため、鼠径部や腋窩のクーリングなどを優先する
6:離乳食は食事介助
食事介助の時のように口を開けるタイミング、嚥下のタイミングなどを観察しながら進めている
7:新生児・乳児の着替えは側臥位にする

新生児や乳児の着替えはゴロンと側臥位にして片側から行う
8:オムツ交換は便漏れ対策を徹底する
排泄後の処理はいかに汚れを広げないようにできるかが勝負。オムツの脇から尿や便が漏れないようにギャザーをきっちり確認する。
9:お医者さんごっこ遊びがリアル
聴診器、血圧計、体温計など本物を使用。使い方が違うと指導に入ってしまう
10:宅配の受け取りについ、ポケットからあるはずのないボールペンを探ってしまう

ポケットがないのにポケットを探している
11:消毒液、使い捨て手袋はストックしておく
終わりそうになるとウズウズしはじめる
12:家事、育児をしながら「申し送り」「点滴交換」「おむつ交換」など、働くスタッフや業務内容を想像する
ご飯を作りながら、お風呂に入りながら、子どもを寝かしつけながら職場を想う
13:まとめ
いつの間にか自然と出てしまう看護テクニックは家事、育児に役立つものばかり。きっと「私だけじゃなかった」と思う方は少なくないはずです。ほかにもいろいろな場所で看護力が発揮されているかもしれませんね。
~ライタープロフィール~
【高梨子あやの】ナースLab認定ライター
北海道在住、シングルマザー。産休中に2級FP技能士、AFPの資格取得。看護師11年は主に小児科、予防接種外来、母子相談支援に関わる。長男が1歳の時、ワンオペ育児と過重労働で抑うつ&ネグレクトを経験し、看護師・ママのWLBを整えるために働き方を変えていきたいそんな想いでFPとして発信中。家計と副業相談、セミナー講師、ライター、Instagramマーケター、ナースLab運営、働くママの離婚準備情報を発信するなどして活動している。
https://fulfillingdays.com/