1.親の職場の話になりがち
職場の看護師スタッフ達に「実は親が看護師で…」と伝えると「私の親も看護師だよ。親は〇〇病院で働いているよ。」とお互い看護師2世と分かる事があり、親の職場の話になっていたりします。また、親だけではなく兄弟姉妹も看護師だったり、家族の中に看護師が数人いるということも。他にも、ベテラン看護師から「子供が看護師になって〇〇病院で働いているのよ。」と聞く事もあります。
2.看護師の今昔物語がはじまる

親から「昔はナースキャップをしていたけど、今はほとんどしていないわよね」「昔は白衣だったけど、今はスクラブを着ている人も増えたわね」など、昔と今の違いをよく聞きます。「昔はそうだったんだ。変わったんだ」と思う事も多いです。「昔も今も看護師という仕事は大変よね」と親子で共感できる部分もあります。
3.看護師の悩み相談がしやすい
何十年も看護師として人生を歩んできた先輩が身内にいると、転職や職場での悩みの相談がしやすいです。辛い時や悩んでいる時に看護師の先輩だからこそのアドバイスをしてくれます。親と看護師の先輩の立場からの話を聞くことができます。
4.気づけば親子で情報共有をしている
親子で話をしていると「最近は、こういう治療方針があるんだよ」「この前勉強会で〇〇を学んだ」と情報共有をする事があります。看護雑誌を購入した際には、親に貸したりもします。お互い情報共有をして、気づくと親子で看護の勉強をしている事も。
5.医療系ドラマを見て親子でツッコミを入れる

親子で医療系ドラマを見ていると、「こんな事起きないよね」などと親子揃ってツッコミを入れてしまう事も。ドラマの感想も医療者目線で医療用語を使って話をするため、看護師ではない家族が会話に入れない事もあります。
6.親を知っている職場のスタッフがいたり、親と同じ病院に勤務することも
病院やクリニックなどの職場で、親を知っている医師や看護師などのスタッフに出会うことがあります「〇〇さんの娘さんね。昔お世話になったよ」など、自分の知らない親の一面を聞けることもあり新鮮な気持ちになります。
同じ病院内で親も働いており、「あなたのお母さんとは一緒に働いた事あるのよ。よろしくね。」などと話しかけてもらえる事もあります。
7.家族の病気について親子でアセスメントとカンファレンスがはじまる
家族が病気や体調不良になると、親子でアセスメントと治療方針などについてのカンファレンスがはじまります。病気や体調不良の家族からは、看護師が数人いるから大丈夫と、心強く思われ、頼られる事もあります。
まとめ
今回は、看護師2世ならではのあるあるをお届けしました。看護師の仕事をしていて辛い時がありましたが、親に相談することで心が軽くなることもあり、良かったと思ったことがあります。頑張って働いている親の姿を身近で見て看護師になった人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。あなたの周りにも、もしかしたら看護師2世の看護師がいるかもしれませんね。
ライタープロフィール
【松林あゆみ】ナースLab認定ライター
総合病院・デイサービスで非常勤看護師として働いている。呼吸器内科・腎泌尿器科・外科・回復期リハビリ病棟・地域包括ケア病棟・退院調整看護師として働いた経験あり。ケアマネージャーの資格も取得。パソコンが得意で、2人目を出産後、子どもと過ごす時間を増やすために非常勤で看護師をしながら、ライター・Webデザイナー・HP制作・グラフィックデザイナー・デイサービスの広報として在宅ワークをしている。
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