ナースグッズに新しいトレンドをもたらした、アンファミエのソフトペンケースシリーズ開発秘話
2013年12月某日、アンファミエ商品企画スタッフが病院を訪問し、現場のナースさんにお話をうかがったことがはじまりでした。
ポケットから出てきたのは手作りの布ペンケース
お話をうかがったナースさんのポケットの中身を見せていただいた際に目にとまったのが、花柄のキルティング生地で手作りされたペンケ―ス！
- 看護師Aさん
- 「以前、油性マジックのふたを閉め忘れて白衣について困ったことがあって。でも市販のものは硬くてかがんだ時に体にあたるので・・・自分で作りました。」
- 看護師Bさん
- 「私も欲しいとお願いしてAさんに作ってもらったんですよ」
国内縫製工場との出会い
- アンファミエスタッフ
- 「ナースさんに柔らかいペンケースをお届けしなくては！」
ソフトペンケースの開発がスタートしました。
アンファミエでは扱ったことがない布小物製品だったため、まずは工場探しです。
すると幸運なことに某アンファミエスタッフの地元に、国内の袋もの商品を生産している縫製工場さまが見つかりました！
早速アポイントを取って「こういうものを作りたいんです」と仕様書を持参しご説明すると、こころよく引き受けてくださいました。
まだ世にない商品なのでお互いに試行錯誤・・・。度重なる修正にも対応してくださいました。
可愛いだけじゃない！こだわり機能の採用
「万が一ポケットの中でキャップが外れてしまってもペンのインクが染みださないような素材を使いたい。」
「看護師さんたちが持つものだから可愛い色柄から選べるようにしたい。」
事務的に小物を入れるだけではなく、付加価値にこだわるアンファミエスタッフは、工場さまと相談し、たくさんの色柄が選べる生地を撥水加工（コーティング）するという手法を取ることにしました。
また内側には抗菌・防臭素材を採用し、可愛いだけじゃない、医療の現場に寄り添った機能を備えることができました。
販売開始とともに大ヒット！！！
こうして出来上がったソフトペンケースは2014年春号でデビューを果たしました！
多くの看護師さんの支持を受け、その年のアンファミエNo.1ヒット商品となり、同年秋号には印鑑ポケット付きタイプも登場しました。
しかし、可愛い柄で撥水なのと白衣から白衣に移すのに便利なので使い続けています。